COMPUTE 文の最適化

COMPUTE 文は浮動小数点データを含む計算に使用します。

浮動小数点データを含む計算を実行する場合は、COMPUTE 文のみを使用します。 浮動小数点データには、COMPUTE 文が最も効率的な文です。

COMPUTE 文は、結果を一時フィールドで評価します。一時フィールドは、その結果を保持するための、最大有効サイズになります。 この一時フィールドは、実際の必要以上に大きい有効サイズになる場合があり、これによって演算が遅くなります。 一時フィールドは、必要に応じて切り捨てられ、ターゲットフィールドに格納されます。 これは、式を含む IF 文にも適用されます。 たとえば、次のとおりです。

 IF a + b < c

多くの場合は、必要なサイズの一時データ項目を定義し、それを使用して次のように演算結果を保持してください。

 MOVE a TO temp
 ADD b TO temp
 IF temp < c