注：エンタープライズ・サーバでトランザクションを定義する詳しい方法については、
『IMS 対応エンタープライズ・サーバの設定』を参照してください。
IMS トランザクションをエンタープライズ・サーバで実行する前に、/IMS トランザクションを実行して、IMS モードで動作するようにエンタープライズ・サーバをセットアップする必要があります。このセットアップを終了したら、メインフレーム上で実行する場合と同じ方法で IMS トランザクションを実行します。3270 端末またはエミュレータから実行する場合は、トランザクション ID を端末で入力します。PC では、CICS キーとして機能するように割り当てられたキーは、使用している TN3270 エミュレータによって異なるため注意してください。例えば、多くの場合 Esc キーを 3270 Clear キーとして使用し、右手側の Ctrl キーを 3270 Enter キーとして使用し
す。
IMS トランザクションを 3270 セッションから実行するには、次の操作を行います。
- /IMS と入力して、エンタープライズ・サーバを IMS モードに切り替えます。
- トランザクションの名前を入力します。トランザクションの名前が 8 文字よりも短い場合は、その名前の後ろにスペースを追加します。
注：
- IMS モードから元の CICS モードに切り替えるには、/CIC トランザクションを使用します。
- /CIC および /IMS トランザクションは、DFHSIGN グループで定義されます。これらのトランザクションをリソース定義ファイルに追加するには、caspcupg コマンドを実行する必要があります。手順については、『Mainframe Subsystem Support 構成と管理』の『IMS の MSS 対応エンタープライズ・サーバの設定』の章で『IMS 固有のリソース定義の追加』の節を参照してください。