Dstep

使用法

ステップのデフォルトのモードまたはアクション リスト (あるいはその両方) を設定します。

コマンド構文

DSTEP [ IN|OVER ]
      [ BACTION | SACTION | BOTH ] 
      [ [action-list] ]

詳細は次のとおりです。

action-list
1 つ以上の CodeWatch コマンドをセミコロンで区切って指定します。

説明

DSTEP コマンドは、呼び出し先ルーチンの処理についてのデフォルトのステップ実行モードを In または Over のいずれかに設定するか、ステップのデフォルトのアクション リストを設定するか、その両方を設定します。Dstep が使用されていない場合、ステップ実行モードはデフォルトで Over になります。

デフォルトのステップ実行モードの Baction、Saction、および Both は、ユーザー指定のブレークポイントにステップ実行する場合に使用します。ブレークポイントのアクション リスト (Baction) を実行するか、デフォルトのステップのアクション リスト (Saction) を実行するか、または両方のアクション リスト (Both) を実行するかを指定できます。

次の例では、デフォルトのステップ実行モードが In に設定され、PRINT コマンドが各ステップで実行するデフォルトのアクションとして設定されています。後続のステップが実行されると、現在の実行ポイントが表示され、現在のソース行が出力されます。

CodeWatch> DSTEP IN [PRINT] 
CodeWatch> STEP
Step at PRIMES.SIFT\%ENTRY
  76: sift: procedure(n);