エクスポート成功後のユーザー出口

メインフレームへのメンバーのエクスポートが正常に終わるたびに、ユーザー出口が存在する場合はその出口が呼び出されます。このユーザー出口には次の 3 つのパラメーター アドレスが渡されます。

• エクスポートで使用されたワークステーション ファイルの完全修飾名を格納した 256 バイトの領域
• エクスポートで使用されたメインフレームのデータ セット名またはパラメーターを格納した 160 バイトの領域
• エクスポートで使用された 16 バイトのメインフレーム メンバー名と、ADD (新しいメンバーのエクスポートの場合) または REP (置換メンバーのエクスポートの場合) が格納された 3 バイトのフィールドを含む、19 バイトの領域

必要な場合は、COBOL で独自のユーザー出口を作成することもできます。プログラムの名前は MFMONEXP にする必要があります。

IDENTIFICATION DIVISION.
PROGRAM-ID. MFMONEXP.
ENVIRONMENT DIVISION.
CONFIGURATION SECTION.
SOURCE-COMPUTER.     IBM-PC.
OBJECT-COMPUTER.     IBM-PC.
DATA DIVISION.
LINKAGE SECTION.
01 P-WORKSTATION     PIC X(256).
01 P-DATASETNAME     PIC X(160).
01 P-MEMBERAREA.
   05 P-MEMBERNAME   PIC X(16).
   05 P-MEMBERFLAG   PIC X(3).
PROCEDURE DIVISION USING P-WORKSTATION P-DATASETNAME
                         P-MEMBERAREA.
*> EXECUTE CODE HERE
   GOBACK.