ONCODE 関数

目的

現在の ON 条件を通知した最後のランタイム エラーの状態値を示す固定小数点 2 進整数を返します。

構文

ONCODE()

または

ONCODE

2 番目の構文形式は、BUILTIN 属性が指定されている場合にのみ使用できます。

説明

ONCODE 関数は、現在の ON 条件を通知した最後のランタイム エラーの状態値を示す 2 進整数を返します。結果の精度は実装定義となります(精度の詳細については、『Open PL/I ユーザー ガイド』を参照してください)。ONCODE 関数は、条件の原因となった正確なエラーを確認するために任意の ON-unit で使用できます。ON-unit 以外のコンテキストで使用された場合、ONCODE 関数は 0 を返します。

特定の ON 条件を通知するランタイム エラーの値については、『Open PL/I ユーザー ガイド』の「ONCODE によって返される値のテーブル」を参照してください。

ON ERROR BEGIN;
   PUT EDIT ('ERROR NUMBER', ONCODE()) (SKIP, A, F(10)); 
END;

制約事項

なし。