ONSOURCE 関数

目的

CONVERSION 条件が発生したときに処理されていたフィールドのコンテキストの値を文字列として返します。

構文

ONSOURCE()

または

ONSOURCE

2 番目の構文形式は、ONSOURCE が BUILTIN 属性とともに明示的に宣言されている場合にのみ使用できます。

説明

ONSOURCE 関数は、CONVERSION 条件が発生したときに処理されていたフィールドのコンテキストの値を文字列として返します。

ONSOURCE 関数は、CONVERSION 条件のために確立された ON-unit において使用できます。また、CONVERSION の ON-unit でのエラー修正が失敗すると制御を得る、ERROR の ON-unit のために使用できます。

戻り値は可変長の文字列です。

DCL BT BIT(4);
ON CONVERSION BEGIN;
PUT LIST ('Incorrect string is:',ONSOURCE()); 
END;

T = '1021';

上の例では、ビット データ型の有効な文字は 0 および 1 のみであるために変換エラーの原因となった文字列「1021」が表示されます。

制約事項

なし。