与えられた値を指定された桁で丸め、残りの桁をゼロで埋めます。
ROUND(x,k)
x は丸める固定小数点算術値または小数点ピクチャ値、k は値 x を丸める桁を指定する整数定数です。
DCL (X,K) DECIMAL FIXED (7,4); X = 123.7261; K = ROUND(X,3); /* K IS NOW 123.7260 */ K = ROUND(X,2); /* K IS NOW 123.7300 */ K = ROUND(X,1); /* K IS NOW 123.7000 */ K = ROUND(X,0); /* K IS NOW 124.0000 */ X = -123.7261; K = ROUND(X,2); /* K IS NOW -123.7300 */ K = ROUND(X,0); /* K IS NOW -124.0000 */ K = ROUND(X,-1); /* KIS NOW -120.0000 */ X = 9.9999; K = ROUND(X,0); /* K IS NOW 10.0000 */
なし。
説明
ROUND 関数は、与えられた値 x を指定された桁で丸め、k+1 から q (q はスケール係数) までをゼロで埋めます。x の k 番目の桁が最も近い整数になるように x を丸めた値が結果として返されます。たとえば、引数が 8.77 で小数点以下 1 桁に丸める場合、結果は 8.80 になります。
最初の引数 x は、特定の値 (配列の場合は複数の値) を表す要素式または配列名になります。丸める値が負の場合は、絶対値が丸められ、符号は変更されません。
2 番目の引数 k は、符号なしでも符号付きでもかまいません。k が正の場合は、最初の引数の 10 進小数点 (または 2 進小数点) の右にある k 番目の桁で丸めが行われます。k がゼロの場合は、最初の引数の 10 進小数点 (または 2 進小数点) の左にある最初の桁で丸めが行われます。k が負の場合は、最初の引数の 10 進小数点 (または 2 進小数点) の左にある (1 - k) 番目の桁で丸めが行われます。