ldpli の使用

重要: Open PL/I アプリケーションをこの Enterprise Developer リリースで使用するには、PL/I アプリケーションを再コンパイルしてリンクし直す必要があります。

ldpli は Open PL/I とともにインストールされた、ライブラリなどのコンポーネントを参照します。ldpli は 再配置可能オブジェクト ファイルから実行可能ファイルを生成します。

ヒント:

ldpli コマンドの 1 番目および 4 番目の文字は、「L」の小文字です。

ldpli コマンド ラインの構文は、次のとおりです。

ldpli [option] ... object_file [object_file] ... [optional_library] ...

詳細は次のとおりです:

ldpli リンカーを呼び出すコマンド
option すべての有効なリンカー オプションを表します。UNIX または Windows システムの有効なリンカー コマンド オプションはすべて受け入れられます。すべての有効なシステム リンカー オプションの一覧およびその説明については、ご使用のオペレーティング システムのリファレンス マニュアルを参照してください。
object_file リンクされるオブジェクト ファイルを指定します。
optional_library      ご使用の特殊アプリケーションに必要なライブラリの、ライブラリ仕様を表します。プログラムからライブラリ ルーチンを明示的に CALL する場合のみ必要です。UNIX システムの libc.a などの標準システム ライブラリは、常にリンクにインクルードされます。
注: 独自のシェル スクリプトを使用する、あるいは ld を直接駆動してリンクを行う場合は、-lmf の代わりに -lmfpliz (Enterprise Developer の PL/I) または -lmfpli (Open PL/I) を使用するように変更する必要があります。 libespli.so および libespliz.so は現在は使用されていません。