アーカイブ スプール ファイルのマージ

ハウスキーピング ポリシーにより、多数のスプール ファイルが別々のフォルダーにアーカイブされることがあります。これらのファイルは監査証跡のために保持する必要があります。ジョブの詳細およびファイルの内容は、それぞれ別々のアーカイブ フォルダーで確認できますが、まとめて見ることはできません。

アーカイブをマージするプロセスを使用すると、このような別々のアーカイブを 1 か所に統合できます。この処理では、アーカイブされたスプール ファイルがコピーされ、1 つの新しいアーカイブにマージされます。元のアーカイブは変更されないため、監査証跡に影響を及ぼすことなく、結合されたアーカイブでマージされたすべてのジョブを表示できます。結合されたファイルは、元のスプール制御ファイルの名前に「M_」というプレフィックスが付いた名前になります。Micro Focus データファイル エディターM_SPLJOB.DAT を開くと、すべてのジョブおよびジョブの詳細を確認できます。

マージ プロセスは、JCL ジョブをサブミットするか、コマンド ライン ユーティリティを使用することで実行できます。Enterprise Developer には、サンプル JCL (MERGESPL.JCL) とコマンド ライン ユーティリティ (MergeArchives.exe) の両方が付属しています。