CRCN - リソース マネージャーの監視

重要: この機能は、早期採用者製品 (Early Adopter Product; EAP) リリース ステータスで提供されます。機能の最終版については、今後リリースする予定です。詳細については、Micro Focus SupportLine までお問い合わせください。
システムで定義されている各リソース マネージャー (RM) エントリの XA 接続の状態を監視します。

CRCN は、システムの初期化時に開始されるシステム トランザクションです。ただし、ごく一部のシナリオでは、3270 端末から停止および開始することもできます。

構文:

CRCN function

パラメーター:

function は、次のいずれかになります。

STOP または STOP I

遅延期間の終わりに CRCN を終了します。CRCN を直ちに終了するには、「I」オプションを使用します。

CRCN STOP or CRCN STOP I
注: STOP オプションは緊急時にのみ使用してください。その後、できるだけ早く CRCN を再起動してください。システムの初期化時に CRCN が開始された場合、システムは、STOP 関数の発行後も CRCN が実行中であるかのように動作し続けます。この場合、CRCN が再起動されるまで、接続も接続状態も監視されません。
START

CRCN が停止しており、再始動する必要がある場合は、CRCN START 関数を使用して、CRCN トランザクションに対して EXEC CICS START を発行します。開始された CRCN トランザクションと 3270 の画面との間で対話は行われません。監視対象となっているリソース マネージャーのリストおよびそれぞれの状態については、コンソールで確認してください。

CRCN START
LIST

CRCN のインスタンスを起動して、現在監視対象となっているリソース マネージャーおよびそれぞれの状態をリストします。このインスタンスは、リソース マネージャーのリストを 1 回だけ繰り返し処理してから、リストを表示して終了します。このシングルモード CRCN は、接続状態を確認するために、長時間実行の CRCN タスクと同時に実行できます。

CRCN LIST
REFRESH

CRCN のインスタンスを起動して、現在監視対象となっているリソース マネージャーのリストおよびそれぞれの状態を更新します。これにより、長時間実行の CRCN インスタンスの遅延期間が期限切れになる前に、リソース マネージャーへの再接続を試行できます。このインスタンスは、リソース マネージャーのリストを 1 回だけ繰り返し処理してから、リストを表示して終了します。

CRCN REFRESH
注: REFRESH 関数および LIST 関数は、機能が制限された CRCN のインスタンスです。これらのインスタンスのいずれかを実行するために、監視元の CRCN をアクティブにする必要はありません。REFRESH 関数は緊急時にのみ使用してください。