Enterprise Developer 内からの統合プリプロセッサの起動

Enterprise Developer で追加プリプロセッサが検索されると、ADDONS レジストリ ツリーがチェックされて、すべてのプリプロセッサの名前が列挙されます。その後、プロジェクト内の追加プリプロセッサのリストとファイル プロパティ ページが提供されます。追加プリプロセッサおよびプリプロセッサ引数の情報は、ビルドおよびコンパイルのその他の設定とともに COBOL プロジェクト ファイル (.cobolProj) に保存されます。

プロジェクトで使用するプリプロセッサの指定

プロジェクトでの使用のためにプリプロセッサを指定する手順は、次のとおりです。

  1. ソリューション エクスプローラで、プロパティを設定する必要があるプロジェクトをクリックします。
  2. [プロジェクト] > [project_name] > [プロパティ] の順にクリックします。
  3. IDE の左側にある [プリプロセッサ] タブをクリックし、プリプロセッサのプロパティのページを開きます。
  4. プロジェクトで使用するプリプロセッサを、次のように指定します。
    • プロジェクトでの使用のために独自のプリプロセッサまたはサードパーティ製プリプロセッサを指定する手順は、次のとおりです。
      1. Add Preprocessor をクリックします。

        [Add Custom Preprocessor] ダイアログボックスが開きます。

      2. "名前" フィールドに、プリプロセッサの名前を入力します。
      3. "Location" フィールドで、プリプロセッサの場所を指定します。別の方法としては、[参照] をクリックし、そのプリプロセッサの場所に移動します。
      4. "指令" フィールドに、必要な指令を入力します。複数の指令はスペースを使用して区切ります。
      5. [OK] をクリックします。

        これにより、プロジェクトにプリプロセッサが追加されます。複数のプリプロセッサをプロジェクトに追加できます。

    • プロジェクトでの使用のためにインストール済みプリプロセッサを指定する手順は、次のとおりです。
      1. Installed Preprocessors [インストール済みプリプロセッサ] をクリックします。

        [Add Installed Preprocessor] ダイアログ ボックスが表示されます。

      2. [Name] ボックスの一覧で、使用するインストール済みプリプロセッサを選択します。
      3. "指令" フィールドに、必要な指令を入力します。
      4. [OK] をクリックします。これにより、指定したプリプロセッサがスタック リストに追加されます。
      注: "Micro Focus - EHTML Preprocessor" および "Micro Focus - XML Preprocessor" を他のプロプロセッサと組み合わせることはできません。これらのプリプロセッサのどちらかを選択すると、他のプリプロセッサをさらに追加することはできなくなります。Enterprise Developer においてこのリストに追加のプリプロセッサを組み込む方法の手順については、「Enterprise Developer へのプリプロセッサの組み込み」を参照してください。
  5. [ファイル] > [すべて保存] の順にクリックして変更内容を保存します。

追加した各プリプロセッサは、「プリプロセッサ」ページ内のリストの先頭に挿入されます。プリプロセッサは、このリストの上から順に実行されます。

ファイルで使用するプリプロセッサの指定

プロジェクト内のファイルは、プロジェクト レベルで指定されている設定を継承します。プロジェクト内の個々のファイルのために、プロジェクト レベルでのプリプロセッサ設定とは異なる追加のプリプロセッサを指定する手順は、次のとおりです。

  1. ソリューション エクスプローラで、プロジェクト内の COBOL プログラムを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. ファイル プロパティの「プリプロセッサ」ページで、[プロジェクトから継承] をオフにします。
  3. ファイルで使用するプリプロセッサを、次のように指定します。
    • ファイルでの使用のために独自のプリプロセッサまたはサードパーティ製プリプロセッサを指定する手順は、次のとおりです。
      1. Add Preprocessor をクリックします。

        [Add Custom Preprocessor] ダイアログボックスが開きます。

      2. "名前" フィールドに、プリプロセッサの名前を入力します。
      3. "Location" フィールドで、プリプロセッサの場所を指定します。別の方法としては、[参照] をクリックし、そのプリプロセッサの場所に移動します。
      4. "指令" フィールドに、必要な指令を入力します。複数の指令はスペースを使用して区切ります。
      5. [OK] をクリックします。

        これにより、ファイルにプリプロセッサが追加されます。複数のプリプロセッサをファイルに追加できます。

    • ファイルでの使用のためにインストール済みプリプロセッサを指定する手順は、次のとおりです。
      1. Installed Preprocessors [インストール済みプリプロセッサ] をクリックします。

        [Add Installed Preprocessor] ダイアログ ボックスが表示されます。

      2. [Name] ボックスの一覧で、使用するインストール済みプリプロセッサを選択します。
      3. "指令" フィールドに、必要な指令を入力します。
      4. [OK] をクリックします。これにより、指定したプリプロセッサがスタック リストに追加されます。
      注: "Micro Focus - EHTML Preprocessor" および "Micro Focus - XML Preprocessor" を他のプロプロセッサと組み合わせることはできません。これらのプリプロセッサのどちらかを選択すると、他のプリプロセッサをさらに追加することはできなくなります。Enterprise Developer においてこのリストに追加のプリプロセッサを組み込む方法の手順については、「Enterprise Developer へのプリプロセッサの組み込み」を参照してください。
  4. [適用]、[OK] の順にクリックします。
    注: ファイルのプリプロセッサ設定をプロジェクトに対して設定されている値に戻すには、ファイル プロパティで「プリプロセッサ」ページにある [プロジェクトから継承] をオンにします。

追加した各プリプロセッサは、「プリプロセッサ」ページ内のリストの先頭に挿入されます。プリプロセッサは、このリストの上から順に実行されます。