DEFINE _JOURNAL

Enterprise Server 内の記録システムのアクティビティに使用するジャーナルの属性を定義します。
キーワード 説明
_Journal(number) ジャーナル レコードのキーを指定します。キーは 2 桁の数字でなければなりません。
Group(groupname) ジャーナル定義が属するグループの名前を指定します。この設定は必須です。

groupname は、最大 8 文字の長さに指定できます。使用可能な文字は、A から Z まで、a から z まで、0 から 9 まで、$、@、および # です。Mainframe Subsystem Support (MSS) では DFH というプレフィックスをシステム グループに使用するため、DFH で始まるグループ名は指定しないでください。

Description(text) サインオン レコードについて説明します。この設定は省略可能です。

text は、最大 60 文字の長さに指定できます。制限はありませんが、左かっこを使用する場合は、それに対応する右かっこがあることを確認する必要があります。

_OPenstate(NEWFILE | APPEND) ジャーナル制御テーブルを開いた際の状態です。次のいずれかの値になります。
  • NEWFILE:新しいファイルが作成されます。
  • APPEND:既存のファイルの最後に情報が追加されます。
_MInreclen(number) ファイルの最小論理レコード長をバイト単位 (1 から 32767 までの範囲) で指定します。この値は、_MAxreclen の値以下でなければなりません。
_MAxreclen(number) ファイルの最大論理レコード長をバイト単位 (1 から 32767 までの範囲) で指定します。この値は、_MInreclen の値以上でなければなりません。
_FILEName 物理 PC ファイルの名前を指定します。ファイル拡張子は含めないでください。
_FILEExt(value) 物理ファイルのファイル拡張子を指定します。
_FILEShareid(name) ファイルが存在する Fileshare サーバーを指定します。name の長さは最大16文字です。
_Path(path) 物理ファイルのパスを指定します。ファイル名やファイル拡張子は含めないでください。ファイルが Fileshare サーバー上に保持されている場合は必須です。この場合は、_FILEShareid も指定されている必要があります。
_Rsl(keys) 1 つ以上のインジケーターを指定します。各インジケーターは、このジャーナルに対する 24 のリソース キーのいずれかに対応します。

ユーザーは、サインオン テーブル エントリで定義されたマッチング キーを介してのみ、特定のリソースにアクセスできます。キーをオンに切り替えるには、そのキーの番号をここで指定します。デフォルトでは、すべてのキーがオフになっています。キーは、個別番号およびハイフンで区切られた範囲のカンマ区切りリストとしてコード化します。たとえば、キー 1 から 5 および 10 をオンにするには、RSL(1-5,10) をコード化します。

DEFINE _JOURNAL(01) GROUP(TEST)
DESCRIPTION(Journal 1)
       _MINRECLEN(5) _MAXRECLEN(330) _FILENAME(jourfile)
       _FILESHAREID(FSID) _PATH(c:\logging) _FILEEXT(dat)
       _RSL(01,06-09)