本セクションでは、MSS で GDG を使用する場合の制約事項について説明します。
- 参照できるホスト GDG 世代の最大数は 255 です。
- MSS では GDG 世代のバージョン付けをサポートしていません。そのため、バージョン付けが機能する世代は、V00 で終わるデータ セット名の付いた世代のみです。たとえば、GDG ベース名が MFIDMF.TEST.GDG の場合、GDG 世代は MFIDMF.TEST.GDG.G0001V00
...MFIDMF.TEST.G9999V00 (番号付けシーケンス内にギャップを含む) という形式でなければなりません。V01 などで終わる世代の使用を試みた場合は、プログラム実行中に GDG 名を解決する際にそのバイアスが見つかりません。
- GDG ベースとそのベースのすべての世代別データ セット (Generation Data Set; GDS) は、同じプラットフォーム上に存在する必要があります。メインフレーム上にある GDS とローカルにある GDS が混合された状態にすることはできません。
- MFIDMF.TEST.GDG(-4) や MFIDMF.TEST.GDG(+1) のように、相対世代番号を使用して JCL 内の GDS を参照している場合は、次の制約事項が適用されます。
- GDS が Mainframe Access サーバー上にある場合は、ゼロより大きい番号を参照することはできません。許容される番号は 0 から -n のみです。n は、GDG ベースによってサポートされる GDS の最大数です。
- GDS が PC またはネットワーク上にある場合は、すべての処理がサポートされ、本セクションにすでに記載されている制限事項だけが適用されます。
- GDG 順序オプションの FIFO および LIFO は、DEFINE GDG 文の一部としても DD カードの GDGORDER パラメーターとしてもサポートされません。