JOBLIB DD および STEPLIB DD 処理の有効化

これらの文では、EXEC 文で指定されたプログラムを検索するディレクトリが指定されます。

JOBLIB/STEPLIB 処理を有効にするには、次の操作を行います。

  1. .gnt および .int ファイルが保存される各 PC または UNIX サブディレクトリを表す動的 PDS を作成します。.gnt ファイルと .int ファイルは、異なるサブディレクトリに分離することをお勧めします。
  2. ステップ 1 で作成したサブディレクトリを参照する JOBLIB 文または STEPLIB 文、あるいはその両方を使用して、JCL を実行します。検索順序は、STEPLIB、JOBLIB、Enterprise Server の [JCL > General] タブにある [JES Program Path] フィールドで指定されたパスの順になります。

特定の STEPLIB または JOBLIB 文で参照される区分データ セットがカタログ エントリとして存在する場合は、DD が割り当てられます。STEPLIB または JOBLIB 連結で複数の区分データ セットが参照される場合は、存在するデータ セットだけが JOBLIB または STEPLIB 連結の一部としてマップされます。

STEPLIB 文または JOBLIB 文、あるいはその両方が含まれているジョブは、未変更の状態で引き続き実行されます。