Micro Focus リソース アダプターを Java アプリケーション サーバーにディプロイするには

ヒント: 特定のリソース アダプターをディプロイする方法の詳細については、下記の「関連作業」の各トピックを参照してください。
  1. Java アプリケーション サーバーおよびその管理コンソールを起動し、リソース アダプターを追加する場所に移動します。

    リソース アダプターは、Enterprise ServerEnterprise Developer などの COBOL システムがインストールされたマシン上にディプロイする必要があります。

  2. ディプロイするリソース アダプターを指定します。次のいずれかを指定できます。
    • mfcobol-notx.rar - トランザクションをサポートしません。
    • mfcobol-localtx.rar - ローカル トランザクションをサポートします。
    • mfcobol-xa.rar - XA トランザクションをサポートします。

    サポートされるアプリケーション サーバーおよび Java バージョンごとにこれらのファイルの特定バージョンが提供されています。該当のファイルは Enterprise Developer のインストールに付属しており、デフォルトでは次のように %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\javaee\javaee7 の下にあります。

    • ibmwebsphere90
    • jboss71EAP
    • oracleweblogic1221
  3. オプションで、指定した .rar ファイル (上記の手順 2 を参照) にパッケージ化された ra.xml ファイルで設定されている <config-property> 値を編集して、リソース アダプターを構成します。編集可能な各プロパティを次に示します。
    ServerHost
    サーバー ホスト名を設定します。
    有効な値: サーバー ホスト マシン名または IP アドレス
    デフォルト: localhost
    ServerPort
    Enterprise Server Web サービスおよび J2EE リスナーで使用するポートを指定します。
    有効な値: Enterprise Server Web サービスおよび J2EE リスナーで使用するポート番号
    デフォルト: 9003
    Trace
    トレースをオンまたはオフに設定します。
    有効な値: true または false
    デフォルト: false
    SecureGUID
    生成された各 GUID に対して暗号化のレベルを設定します。
    有効な値: true - 暗号化レベルの高い GUID を生成

    false - 標準の RANDOM 関数を使用して作られた乱数によって GUID を生成

    デフォルト: false
    ReadTimeoutInSeconds
    ソケットが読み取りでタイムアウトするまでの待機時間を秒単位で設定します。
    有効な値: 0 - タイムアウト待機時間を無期限に設定

    正の整数 - タイムアウトまでの待機期間を秒単位で設定

    デフォルト: 0
    OpenTimeoutInSeconds
    ソケットが接続時にタイムアウトするまでの待機時間を秒単位で設定します。
    有効な値: 0 - タイムアウト待機時間を無期限に設定

    正の整数 - タイムアウトまでの待機期間を秒単位で設定

    デフォルト: 120
    EnterpriseServerSocketCloseDueToInactivity
    Enterprise Server が、非アクティブ状態によりソケットをクローズするまでの待機時間を時間単位で設定します。
    有効な値: 0 - タイムアウト待機時間を無期限に設定

    正の整数 - Enterprise Server がソケットをクローズするまでの待機時間を時間単位で設定

    デフォルト: 72