RDW

可変長順編成ファイルから読み込まれたレコードの長さを検出できます。

構文:

 >>-.---.-.----.--RDW-----------------------><  
    +-/-+ +-NO-+

パラメーター:

なし

プロパティ:

デフォルト: NORDW
段階: 構文チェック
$SET: 任意

説明:

RDW 指令を指定する場合は、4 バイトのレコード長フィールドが、そのファイルのレコード領域の直前に割り当てられます。READ の後に、読み込まれたばかりのレコード長 (バイナリ) は、このレコード領域の先頭 2 バイトに格納されます。返される長さには、レコード長フィールド自体も含まれるため、実際のレコード長よりも 4 バイト長くなります。

レコード領域をテーブルとして定義し、マイナスの添え字、または 0 の添え字を使用すると、このフィールドにアクセスできます。

RDW 指令は、メインフレームとの互換性を確保するためにのみ提供されています。新しくプログラムを作成する場合は、FD 文の RECORD IS VARYING DEPENDING ON 指定を使用してください。

例:

 fd  file-1. 
 01  rec-1           pic x(100). 
 01  rec-2. 
     03  rdw-table   pic x(4) occurs 25. 
 Working-storage section. 
 01  rdw-area. 
     03  rec-length  pic 9(4) comp. 
     03  filler      pic 9(4) comp.
 procedure division. 
     ... 
     read file-1 
     move rdw-table (0) to rdw-area 
     ...