説明の読み方

すべての名前呼び出しルーチンの説明をアルファベット順に示します。各ルーチンの説明には、ルーチンの名前および機能のほか、次の各項目 (またはその一部) の情報を示しています。

構文:

ルーチンの呼び出しに使用する CALL 文を示しています。

RETURNING 句 (省略可能) も明示します。各ライブラリ ルーチンは、必ず処理結果を示す値を返します。この値は特に示されない限り、処理が成功すると 0、失敗すると 0 以外になります。RETURNING 句を指定した場合は、返される値が RETURNING に指定された項目 (以下の一覧では status-code) に格納されますが、省略した場合は、特殊レジスタ、RETURN-CODE に格納されます(呼び出し規則の 2 ビット目を設定すると、RETURN-CODE の値は変更されません)。

status-code は数値データ項目で、0 から 65535 の正数を保持します。たとえば、PIC X(2) COMP-5 となります。

ルーチン名は必ず大文字で記述します。

パラメーター:

RETURNING 句および USING 句に指定する各パラメーターを示しています。[parameter1] のように角かっこで囲まれているパラメーターは、ルーチンの形式によっては省略可能です。

プログラムのコンパイル時にパラメーターを検証する場合は、呼び出しプロトタイプ定義を使用します(この呼び出しプロトタイプの方法を使用することをお勧めします)。検証しない場合は、PICTURE 句を使用します。

システム ライブラリ ルーチンで必要なすべての型が含まれているファイル cbltypes.cpy、およびシステム ライブラリ ルーチンで使用されるすべての型のプロトタイプが含まれているファイル cblproto.cpy が用意されています。

入力パラメーター:

起動時に渡されるパラメーターを示しています。

出力パラメーター:

終了時に返されるパラメーターを示しています。

1 以上のバイトのビットが参照される場合、ビット 0 は LSB (右端) になります。

説明:

ルーチンを正しく使用するために必要なその他の情報が記載されています。