MF_UCC11

UCC11 (JCL ジョブの再起動機能) のエミュレーションを有効にします。
注: この環境変数は、JCL RESTART パラメーターとは独立して機能します。

構文:

MF_UCC11=Y|YA|M|N

プロパティ:

Y
ジョブを DISP=(NEW,CATLG) データ セットで再起動しても、データ セットがすでにカタログ化されているためにジョブが失敗することはありません。
YA
ジョブを DISP=(NEW,CATLG) データ セットで実行しても、データ セットがすでにカタログ化されているためにジョブが失敗することはありません
M

ジョブを再起動すると、カタログ化されたデータ セットには、NEW ではなく MOD の初期ディスポジションがあると見なされます。その結果、新しいデータが既存のデータ セットに追加されます。

N
JCL ジョブの再起動機能が無効になっています。
デフォルト: N

説明:

Y または YA に設定すると、ジョブが GDG データ セットを使用する場合に、GDG 生成が前のジョブで使用したレベルにリセットされ、再起動によって正しい GDG 生成が自動的に選択されるようになります。

再起動機能を有効にして (つまり、値 YYA、または M を指定して) ジョブを再起動すると、RESTART によってスキップされる前のステップからの COND コードに依存する COND コード処理および IF/THEN ロジックは、JCL を変更しなくても期待どおりに機能します。