サービス実行プロセスの数

エンタープライズ サーバー インスタンスを作成する場合、そのインスタンスには 2 つのサービス実行プロセス (SEP) が含まれます。SEP は着信クライアント要求を処理します。応答がクライアントに返されると、SEP は別の要求を処理するために再度利用できるようになります。すべての SEP が要求の処理でビジー状態の場合、着信要求は SEP が空くまで待機する必要があります。エンタープライズ サーバー インスタンスの SEP の数はパフォーマンスに影響を与えます。影響は、さまざまな変数に応じて異なります。特定のエンタープライズ サーバーでの SEP の最適な数を判断するために実験する必要があります。詳細については、「パフォーマンスの考慮事項」セクションを参照してください。

エンタープライズ サーバーの実行中にそのサーバーの SEP の数を変更できますが、行った変更が有効であるのはサーバーを停止するまでです。この時点で、SEP の数は、サーバーの追加またはサーバーの詳細の編集を行った際に設定した値に戻ります。