必要なディプロイメント記述子

ディプロイメント記述子は、ディプロイするコンポーネントを記述した xml ファイルです。Java アプリケーション サーバーは、ディプロイするアーカイブ ファイル (.jar.war、および .ear) のディプロイメント記述子が必要です。実行時に、アプリケーション サーバーは記述子を処理し、それに従って動作します。

COBOL 開発システム Enterprise Developer を使用して EJB またはクライアントを生成すると、汎用的なディプロイメント記述子が作成され、関連するアーカイブ ファイルにパッケージ化されます。いくつかの Java アプリケーション サーバーは、追加のディプロイメント記述子を必要とします。これらは、サポートされているアプリケーション サーバー用に自動的に生成されます。

アプリケーション サーバーで別のディプロイメント記述子が必要であるが、必要なディプロイメント記述子が生成されない場合には、手動で作成してアーカイブ ファイルに追加する必要があります。ほとんどの場合は、アプリケーション サーバーの管理コンソールを使用してディプロイメント記述子を作成できます。また、テキスト エディターで編集することもできます。

たとえば、Oracle WebLogic 用のアーカイブ ファイル mfcobol-notx.rar 内のディプロイメント記述子 weblogic-ra.xml には、次の行が含まれています。

<jndi-name>eis/MFCobol_ver</jndi-name>

ver は、javaee7 では v1.5 です。

注: 特定のアプリケーション サーバー用のアーカイブ ファイルの場所については、「Micro Focus リソース アダプターを Java アプリケーション サーバーにディプロイするには」を参照してください。