通信プロセスおよびリスナー情報の表示

対象となる Enterprise Server インスタンスの [Communications Process] 列でホーム ページの [Details] をクリックすると、通信プロセスおよびリスナーのリポジトリに保持されている情報を確認できます。通信プロセスおよびリスナーのテーブルを次に示します。

図 1. [Communications Processes and Service Listeners] テーブル
Communications Processes and Service Listeners Table

通信プロセスの情報は次のとおりです。

通信プロセスには名前がありませんが、代わりにシーケンス番号があります。新しく エンタープライズ サーバー インスタンスを追加した時に自動的に作成される通信プロセスは Communications Process 1 です。その後に作成する通信プロセスには、作成順に昇順の番号が付けられます。通信プロセスを削除した場合、既存の通信プロセスの番号は変更されません。ただし、ユーザーが次に作成する通信プロセスは、削除されたプロセスと同じ番号 (使用可能な最も小さい番号) を使用します。

リスナーの情報は次のとおりです。

リスナー表示フィルターは、ユーザーが確認できるリスナー情報の量を制御します。これらのフィルターは、最初の通信プロセスに関する情報のすぐ上に表示されます。次の 3 つのリスナー表示フィルターがあります。

各フィルターには、フィールドによって異なるオプションがいくつかあります。たとえば、[Process] フィルターでは、リスナー詳細の非表示、すべてのリスナー詳細の表示、または特定の通信プロセスに対するリスナー詳細の表示を選択できますが、[Status] フィルターでは、ステータスに関係なくすべてのリスナー詳細を表示したり、特定のステータスを持つリスナーの詳細だけを表示したりできます。

たとえば、通信プロセス 2 のリスナー詳細を表示するには、[Listener Display Filters Process] で 2 を選択します。Web サービスおよび J2EE リスナーだけを表示するには、[Listener Display Filters Conversation Type] で [Web Services and J2EE] を選択します。すべてのリスナー詳細を表示するには、3 つのフィルターすべてで [All] を選択します。表示する詳細のレベルを最大限に制御するには、すべてのフィルターを組み合わせて使用してください。

[Communications Process and Listeners] テーブルの最初の表示時には、[Process] フィルター は [None] に設定され、他のフィルターは [All] に設定されます。