通信プロセス ログ ファイル

通信プロセス (MFCS) は、メッセージのログをエンタープライズ サーバーのシステム ディレクトリ内の通信プロセス ログ ファイル (log.html) に記録します。

複数の通信プロセスが実行されている場合は、各メッセージの先頭にある日時スタンプの後に角かっこで囲まれたインスタンス識別子 (たとえば、[2]) が続きます。

デフォルトでは、管理者によって削除されるまで継続的に増大するログ ファイルが 1 つのみ存在します。ただし、ユーザーは mf-server.dat ファイルを使用して循環ログ ファイルをアクティブにし、ロギングのレベルを変更できます。mf-server.dat ファイルは、 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\bin and \bin64 (Windows) または $COBDIR/etc(UNIX) にあります。このファイルでは、角かっこで囲まれたセクション タグの後に name=value ペアが続く ini ファイル フォーマットが使用されます。

循環ログ ファイルの場合、MFCS は複数のログ ファイル (log-1.htmllog-2.html など) を使用します。ログ ファイルが設定されたサイズに達すると、MFCS は次のファイル (すでに存在する場合は先に削除される) に移ります。設定されたログ ファイル数に達すると、MFCS は log-1.html に戻ってそのファイルを上書きします。

構文は次のとおりです。

[logging]
 files=number-of-files
 filesize=maxsize
 dscontrol=none|standard|all
 dirsvc=none|unusual|processing|not-found|all

パラメーターはすべてオプションです。ただし、循環ログ ファイルをアクティブにするには、files= および filesize= の両方を設定する必要があります。また、files= は 1 よりも大きい数値に設定する必要があります。上記で説明したように、これらのパラメーターによって循環ログ ファイルが設定されます。両方を設定した場合、MFCS に必要なログ ファイル スペースの合計は files*filesize (概算) を超えません。たとえば、ログをそれぞれ 100 KB の 3 つのファイルに制限するには、次のように設定します。

[logging] 
files=3 
filesize=100 

パラメーターの説明を次に示します。