段階的な説明 - Fileshare サーバーの保護

FSView をデモンストレーションする段階的な説明を簡単に示します。次の手順では、パスワード ファイルを作成して Fileshare サーバーを起動し、FSView ユーティリティを使用してサーバーを終了します。

  1. アプリケーション コマンド プロンプトで、Fileshare ディレクトリに次のように入力します。

    Windows:

    fs /pf pass.dat /u FSVIEW /pw Meryton

    UNIX:

    fs -pf pass.dat -u FSVIEW -pw Meryton
    注: スペースを含む長いユーザー名およびパスワードは、二重引用符で囲む必要があります。また、ユーザー名またはパスワードに二重引用符が含まれている場合は、直後に二重引用符を追加してエスケープする必要があります。

    これで pass.dat というパスワード ファイルが作成され、この中にはユーザー ID FSVIEW とパスワード Meryton のエントリがあります。このファイルの内容 (ユーザー名を除く) は機密保持のために暗号化されます。

    ユーザー ID およびパスワードは、大文字と小文字が区別されます。

    /s (Windows) -s (UNIX) パラメーターを指定していないため、Fileshare サーバーが起動しないことに注意してください。

  2. Fileshare サーバーを起動するには、次のように入力します。

    Windows:

    start fs /s server1 /pf pass.dat /sc

    UNIX:

    fs -s server1 -pf pass.dat -sc
  3. アプリケーション コマンド プロンプトで、Fileshare ディレクトリにさらに次のように入力します。
    fsview

    FSView コマンド プロンプトが表示されます。

  4. FSView コマンドを入力してログオン資格情報を指定します。
    admin logon FSVIEW Meryton
  5. FSView を Fileshare サーバーに接続し、サーバーにログオン資格情報を送信するには、次のように入力します。
    server set server1
  6. サーバーを終了するには、次のように入力します。
    server shutdown

    サーバーはまだ終了していません。FSView を終了するまでこのコマンドは有効になりません。

  7. FSView を終了するには、次のコマンドを入力します。
    exit

    FSView と Fileshare サーバーの両方が終了します。