Fileshare サーバーの構成

この段階的な説明では、Fileshare サーバーはエンタープライズ サーバーと同じマシンで実行するとします。Fileshare ディレクトリとして使用するディレクトリを作成し、そのディレクトリ内に、アプリケーションが作成およびアクセスするユーザー ファイルを格納するサブディレクトリを作成します。

  1. アプリケーションのコマンド プロンプトを起動します。
  2. fsdir, というディレクトリを作成し、そのディレクトリ内にサブディレクトリ datasets を作成します。
  3. 作成したディレクトリに移動し、次のように入力します。

    start fs /s server1 (Windows)

    fs -s server1 (UNIX)

    注: Fileshare サーバーにトレースを追加するには、/tr f (Windows) または -tr f (UNIX) を追加するか、F2 を押します。

    トレースは、コンソール ウィンドウおよび、Fileshare ディレクトリの fsscreen.lst というファイルに書き込まれます。通常、fsscreen.lst は Fileshare サーバーを起動する前に削除してください。削除しない場合、新しいトレース出力は、現在ファイル内にあるすべての内容に連結されるため、問題を追跡する際に混乱が生じる可能性があります。

    これで、server1 という Fileshare サーバーが起動します。

    次に示すように、Fileshare コンソール ウィンドウが表示されます。


    Fileshare console window

    この時点で ES Admin のホーム ページを表示できる場合、server1 のエントリが表示されていることがわかります。これは、Fileshare が Micro Focus の Common Communications Interface (CCI) を使用して実装されるためで、Fileshare サーバーが CCI サーバーの例です。ES Admin には、CCI サーバーとエンタープライズ サーバーが表示されます。現在のステータスは「Registered」と表示されます。