WebSphere MQ シリーズのトリガー モニター用 Enterprise Server の構成

Enterprise Server リージョンを IMS および JES の両方に構成する必要があります。JES の場合、「クラス A」のジョブを処理するバッチ イニシエーターを定義してください。ジョブ クラスが、トリガー モニターのすべてのインスタンスと、そのクラスの下で実行されるサブミットされた他のジョブを実行するのに十分なイニシエーターが定義されていることを確認する必要があります。

また、トリガー モニターの PSB を生成し、MPP アプリケーションと IBM WebSphere MQ との連動を可能にする XA リソースを作成する必要があります。サンプルの PSB 定義ファイル CSQ4TRMN.PSB は、%ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\src (Windows) または $COBDIR/src/enterpriseserver/ims/mq(UNIX) フォルダーにあります。

トリガー モニターによって起動される任意の IMS MPP トランザクションへのパスが、IMS TM アプリケーション パスに存在する必要があります。

IBM MQ クライアントまたはサーバーをデフォルトの場所にインストールしていない場合、ES_MQ_LIB 環境変数 (またはスレッド環境の ES_MQ_LIB_T 環境変数) を使用して、プラットフォームに適した IBM MQ ライブラリのパスを含んでいるフル ネームを特定する必要があります。
重要: AIX 環境では、ライブラリは共有オブジェクト内部のオブジェクトです。次に例を示します。
ES_MQ_LIB="/usr/mqm/lib64/libmqmxa64.a(libmqm64.o)"
さらに、以下も行う必要があります。
  • Enterprise Server Administration で MQ リスナー サポートを有効にする
  • MQ リスナーを定義して適切な開始キューを監視する