固定ポートでの直接接続およびサーバー起動

CCI クライアント アプリケーションと CCI サーバー アプリケーションの間で相互に直接接続が確立される場合、CCITCP2 登録デーモンは必要ありません。これが可能となるのは、サーバー アプリケーションが特定の TCP ポートで起動し、クライアントがサーバーで使用されているアドレスおよびポートを認識している場合のみです。

サーバー アプリケーションの場所が明確に定義されて永続的である比較的静的なアプリケーション エンタープライズ環境では、直接接続を使用すると、CCITCP2 登録プロセスを使用して接続を確立するよりも優れた利点を得られます。

サーバー アプリケーションが既知の固定ポートでリッスンできるようにすると、そのポートおよびアドレスに対してギャップが構成されている場合、クライアントはセキュリティ ファイアウォールを通じてサーバーに接続できます。

CCI サーバーでは、直接接続と CCITCP2 デーモンを介した通常接続の両方を同時にサポートできます。サーバーが固定ポートで起動し、CCITCP2 デーモンが存在する場合は、通常どおりにサーバー名が登録されますが、クライアントはサーバーで使用されているポートを認識しているためサーバーに直接接続することもできます。CCITCP2 デーモンが存在しない場合やアクセス可能でない場合でも、固定ポート サーバーは正常に起動しますが、サーバーに接続できるのは直接接続を行うクライアントだけになります。