パネルの概要

Panels の基本的な概念は、パネルです。パネルは、実際の画面のように書き込める仮想画面と考えることができます。ただし、パネルは、実際の画面よりも大きくしたり、小さくしたりできます。

パネルの内容は、ウィンドウを介して表示できます。実際の画面に表示されるパネルに関連付けられたウィンドウです。ウィンドウはパネルの実際の大きさよりも小さくすることもでき、その場合、パネルの内容の一部しか表示されません。ウィンドウに表示されるパネルの部分は、プログラマーが変更できます。任意の数のウィンドウを同時に画面上に表示でき、必要であれば、互いを重ねることができます。

特定のパネルに関連付けられたウィンドウは、画面上で表示できる (使用可能) か、表示できない (使用不能) かのどちらかになります。パネルが使用不能でもパネルへの書き込みはできますが、そのパネルが使用可能にならない限り、表示できません。画面上のウィンドウの位置およびサイズは、いつでも変更できます。

パネルのどの部分でも、プログラムで読み書きすることができます。また、四角形のパネル領域は、どの方向にもスクロールできます。

次の図は、画面、ウィンドウ、およびパネル間の関係を示しています。


Vis. Rep. of panels, screens+windows