はじめに

このチュートリアルでは、まず、CA に対してサーバー証明書を要求します。次に、CA として、要求された証明書を発行します。これを行うには、次のスクリプトを使用します。

• create_srv_req.cmd。このスクリプトは、OpenSSL コマンド openssl req を使用して、サーバー証明書の要求を作成します。これにより、サーバーのパブリック キーとプライベート キーのペアが作成され、パブリック キーが証明書要求に含められます。この要求を後で CA に送信します。
• sign_srv.cmd。このスクリプトは、上のスクリプトによって作成されたサーバー証明書要求を処理し、openssl ca コマンドを使用して署名します。これにより、証明書要求のパブリック キーを含む、署名付き証明書が作成されます。

これらのスクリプトは、Micro Focus Demo CA に付属しており、Micro Focus Demo CA をインストールすることでデフォルトでは %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\DemoCA(Windows) または /opt/microfocus/DemoCA/openssl or $COBSSL (if set)(UNIX) に配置されます。

インストールされている Windows ディレクトリを確認するには、レジストリ キーHKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Micro Focus\DemoCA\1.0\Setup\DemoCAFolder を調べます。これは、Windows 環境 (ローカル開発) にのみ該当します。