Environment

使用法

現在の評価環境を設定します。

コマンド構文

ENVIRONMENT [environment]

詳細は次のとおりです。

environment
単純なブロック名を指定できるほか、ブロック名の後にアクティブ化番号または文識別子を指定することもできます。

説明

ENVIRONMENT コマンドは、変数および文を識別する範囲をデバッガーに提供するために現在の評価環境を設定します。

アクティブ化番号は、最新のブロック以外のブロックを環境として確立したりアクティブ化したりする場合に使用します。environment 引数が指定されていない場合は、現在の実行ポイントを含む環境が評価環境として設定され、現在のソース ファイルのポインターが現在の実行ポイントに設定されます。プログラムの実行中に環境が変わるたびに、評価環境が現在の実行ポイントを含む環境にリセットされます。

次の例では、現在の評価環境を PRIMES に変更してから、引数なしで Environment を使用して前の評価環境にリセットしています。

CodeWatch> ENVIRONMENT PRIMES
CodeWatch> E n
N =                5 {fixed binary (31)}
CodeWatch> ENV
Environment reset to PRIMES.READ_INPUT