Log

使用法

デバッガー コマンド、およびオプションでその出力を、指定したファイルにログ記録します。

コマンド構文

LOG [/FuLL]filename

詳細は次のとおりです。

filename
ユーザーによる書き込みが許可されているファイルのパス名を指定します。

説明

Log コマンドを使用すると、後続のすべてのデバッガー コマンドが指定のファイルに追加されます。

/FULL オプションは、すべてのデバッガー コマンドに加えて、デバッガーからのすべての出力を指定のファイルにログ記録することを指定します。あるファイルにコマンドをログ記録し、別のファイルにコマンドおよび出力をログ記録することもできます。その場合は、次のようなコマンドを使用します。

CodeWatch> LOG filel 
CodeWatch> LOG /FULL file2

NLOG コマンドでは、どのログ セッションを停止するかをデバッガーに指示するオプションのファイル名を指定できます。ファイル名を指定しなかった場合は、まず、コマンドがファイルにログ記録されている (/FULL なし) かどうかがデバッガーで確認されます。ログ記録されている場合、そのログ セッションが停止されます。そのようなログ セッションがない場合は、コマンドおよび出力がファイルにログ記録されている (/FULL) かどうかが確認されます。ログ記録されている場合、そのログ セッションが停止されます。

CodeWatch> LOG temp 
CodeWatch> FIND Main
77 REM       ** Main Program **
CodeWatch> BREAKPOINT 89 
CodeWatch> PRINT 20
   77:            REM    ** Main Program **
   78:            INTEGER max_value, max_primes, n
   79:            REM      REAL a
   80:
   81:            max_value  = 1000
   82:            max_primes = 500
CodeWatch> NLOG
Ending debugger command logging to "temp"
CodeWatch> !cat temp 
FIND Main
BREAKPOINT 89
PRINT 20