ユーザ メモリの指定領域の内容を指定形式で表示します。
PEEK [/TEXT | /DATA]
[/HEX | /DECIMAL | /OCTAL]
[/LONG | /SHORT | /BYTE]
[/count] address
各要素を次に示します。
次の PEEK コマンドは、アドレス 0x23d8 から始まる 5 行 (4 バイト) を 16 進形式で表示します。
Initial evaluation environment is PGM:(inactive)
CodeWatch> p12
1: pgm: proc options(main);
2:
3: dcl string char (32) varying;
4:
5: string = 'Hello World.';
6:
7: put skip list (string);
8:
9: put skip list (string);
10: end;
11: BOTTOM
CodeWatch> b 7
CodeWatch> c
Break at PGM\7
CodeWatch> e addr(string)
FFBFF94E (hex) {pointer}
CodeWatch> peek /data /byte /7 0xFFBFF94E
<data> 0xffbff94e: 0x00 <nul>
<data> 0xffbff94f: 0x0c CTRL-L
<data> 0xffbff950: 0x48 H
<data> 0xffbff951: 0x65 e
<data> 0xffbff952: 0x6c l
<data> 0xffbff953: 0x6c l
<data> 0xffbff954: 0x6f o
CodeWatch> peek /next
<data> 0xffbff955: 0x20 <space>
<data> 0xffbff956: 0x57 W
<data> 0xffbff957: 0x6f o
<data> 0xffbff958: 0x72 r
<data> 0xffbff959: 0x6c l
<data> 0xffbff95a: 0x64 d
<data> 0xffbff95b: 0x2e .
CodeWatch> s
Hello World. Step at PGM\9 <Note: prints ‘Hello World.’ 12 chars>
CodeWatch> po
9: put skip list (string);
CodeWatch> poke /data /short 0xFFBFF94E,5
<data> 0xffbff94e: 0x000c ---> 0x0005
CodeWatch> s
Hello Step at PGM\10 <Note: prints ‘Hello’ 5 chars>
CodeWatch> q
CodeWatch Quit...Bye!
説明
PEEK コマンドは、指定されたアドレスから始まる指定された形式で、指定された量のユーザー プログラム メモリの内容を表示します。
Text オプションが指定されている場合は、プログラムのユーザー テキスト セグメントが読み込まれます。
Data オプションが指定されている場合は、プログラムのユーザー データ セグメントが読み込まれます。Data オプションがデフォルトです。
表示されるメモリの基数は、オプション /HEX または /DECIMAL の指定によって、それぞれ 16 進数または 10 進数に指定できます。/HEX がデフォルトです。
表示される各メモリ ユニットのサイズは、オプション /LONG、/SHORT、または /BYTE の指定によって、それぞれ 4 バイト (32 ビット)、2 バイト (16 ビット)、または 1 バイト (8 ビット) に指定できます。/BYTE オプションを指定すると、バイトの ASCII 表現も表示されます。/LONG がデフォルトです。
表示するメモリ ユニットの数は、/count オプションを使用して指定できます。これはスラッシュ "/" とそれに続く 10 進数から構成されます。1 がデフォルトです。
与えられるアドレスの形式は、それが書かれている方法に応じて、16 進数または 10 進数のいずれかです。16 進数は、0x または 0X で始まるか、「a」から「f」 (大文字と小文字が区別されます) の 16 進数を少なくとも 1 つ含む必要があります。10 進数には、「0」から「9」までの 10 進数の数字のみを含めることができます。