Return

使用法

実行ポインターを現在のプロシージャの出口ポイントに移し、戻り値を設定できるようにします。

コマンド構文

RETURN [expression]

詳細は次のとおりです。

expression
単純型および集合型 (配列要素、レコード要素、構造体要素など) の変数への参照を含む、ソース言語プログラムで使用される可能性がある任意の式を指定できます。

説明

RETURN コマンドは、現在の実行ポインターを現在のプロシージャの出口ポイント (%EXIT) に移します。プロシージャが値を返す場合は、戻り値を示す式を指定する必要があります。プロシージャが値を返さない場合は、式を指定しないでください。

現在の実行ポイントがすでに現在のプロシージャの出口ポイントにある場合、プロシージャが値を返さない場合は処理は実行されません。プロシージャが値を返す場合は、戻り値が指定された式に設定されます。

この例では、ISPRIME ルーチンの戻り値が「15」に設定されています。

CodeWatch> RETURN 15
CodeWatch> LRETURN
Return value for PRIMES.ISPRIME is 15 {fixed binary(31)}