Shlib

使用法

slibfile で指定された共有ライブラリのシンボルを CodeWatch の内部シンボル テーブルにロードします。

説明

slibfile が -deb オプションを使用してコンパイルされたファイルであれば、コマンド ENV で共有ライブラリ ソースが他の通常のシンボリック デバッグとともに表示されます。

slibfile で file.sl のようにファイル名のみが指定されている場合、CodeWatch はこの共有ライブラリの現在のディレクトリを最初に検索します。それに失敗すると、Solaris 2 の LD_LIBRARY_PATH 環境変数 (動的ローダーで使用されるのと同じ変数) で示される検索パスが使用されます。リンク時に -L オプションを使用してライブラリの場所を指定する場合、slibfile で共有ライブラリの完全パス名を指定する必要があります。

SHLIB の実行時は、.so (UNIX/Linux) または .dll (Windows) のすべてのデバッグ シンボルをロードするように試行されます。SHLIB MYSO.so のように SHLIB が完全に修飾されていない場合は、CODEWATCH_STBPATH 環境変数で指定されたパスを使用して .stb が検索されます。SHLIB /home1/hub/staff/opli/steplib1/MYSO.so のように SHLIB が完全に修飾されている場合は、共有オブジェクトを含むディレクトリが最初に検索されます。それに失敗すると、CODEWATCH_STBPATH で指定されたパスが使用されます。

CODEWATCH_SRCPATH にソースが格納されたディレクトリを含めるように設定する必要があります。SHLIB コマンドで参照されるディレクトリは検索されません。

指定した共有ライブラリ ファイルは、ファイル拡張子を除き、大文字と小文字を区別せずに評価されます。たとえば、MYFILE.dll と指定した場合、プログラム実行時の受信ロード イベントの比較には myfile が使用されます。