行番号および文のオフセット

行番号オフセットを使用すると、文にラベルが付けられていない場合、または文のソース行番号が不明な場合に、その文を見つけることができます。行番号オフセットは、ソース行番号または文ラベルの後にプラス記号 (+) と正の整数を続けて記述することで指定します。たとえば、下の例の 15 行目は、プログラムで 11 + 4 または CHKPAGE + 4 として参照できます。当然ながら、15 + 0 も同じ行を指します。

 9:  DUMMY
10:  %INCLUDE 'MYFILE.PL1';/*PL/I sample */
11:  CHKPAGE:
12:  if I = 66 then 
13:        do; put skip; I = 0; goto DONEIT;
14:  end;
15:  I = I + 1; DONEIT: J = 0; K = 0;
16:  L = 0;

文オフセットは、行の最初の文ではないラベルのない文を参照するために使用する必要があります。文オフセットは、行番号オフセットの後にピリオドと正の整数 (行の先頭から何番目の文であるかを示す値) を続けて記述することで指定します(行番号オフセットがゼロの場合は、プラス記号を使用する必要があります)。たとえば、上の例の 15 行目にある K = 0 という文は、デバッガーで 15 + 0.2 または CHKPAGE + 4.2 として参照できます。