プログラムの準備

デバッガーの制御下でプログラムを実行する前に、-deb オプションを使用してプログラムをコンパイルする必要があります。これは、コンパイラで STB ファイルと呼ばれるデータベース ファイルを生成するためです。このファイルには、デバッガーでソース プログラムのシンボルおよびエンティティの参照と操作、ブレークポイント、トレースポイント、および監視ポイントの設定、プログラム実行の制御を行うために必要なシンボリック情報が含まれています。プログラムのモジュールの少なくとも 1 つが -deb オプションを使用してコンパイルされていれば、プログラムはデバッグ モードでコンパイルされていると見なされます。

たとえば、primes. pl1 という名前のソース ファイルに含まれている PL/I プログラムは、コマンド ラインで次のように入力するとデバッグ モードでコンパイルされます。

mfplx primes.pl1 -deb