UNIX 環境では、端末定義がシステムのデータベースに格納されているため、ほとんどすべてのタイプの端末がサポートされます。このデータベースには、Adis が作動するのに必要な、端末の詳細情報が十分に格納されている必要があります。
Adis では、端末の入出力に、標準の入出力装置インターフェイスが使用されます。そのため、このような端末の入出力はリダイレクトできますが、端末装置以外のファイルからの標準入力はリダイレクトできないという制約があります。
次に有効なリダイレクトの例を示します。
cobrun prog < `tty` >`tty`
(正しい引用符 ` を使用してください) これに対して、通常のファイル、または /dev/null からの入力をリダイレクトするのは正しくありません。これを行うと、ランタイム エラーになります。