コマンド ライン インターフェイスへの独自のセキュリティ出口の提供

デフォルトでは、コマンド ライン インターフェイスは、コマンドに使用するユーザー ID およびパスワードの入力を求めます。ただし、MFDASPWD という名前の COBOL GNT モジュールをコーディングすることで、この情報をコマンド ライン インターフェイスに渡すことができます。このプログラムが呼び出されると、このプログラムに 20 バイトのユーザー ID および 20 バイトのパスワードの 2 つの連絡節項目が渡されます。これにより、出口プログラムは情報の入力を求める代わりに、使用するユーザー ID およびパスワードを提供できます。

IDENTIFICATION DIVISION.
PROGRAM-ID. MFDASPWD.
ENVIRONMENT DIVISION.
DATA DIVISION. 
WORKING-STORAGE SECTION.    
01 Ws1          PIC X.
LINKAGE SECTION. 
01 LsUserid     PIC X(20).
01 LsPassword   PIC X(20).
PROCEDURE DIVISION USING LsUserid LsPassword.
P1.
     Move 'MFIUVE' to LsUserid
     Move 'MF081190' to LsPassword
   		GOBACK.

mfdaspwd.cbl のコンパイル後、mfdaspwd.gnt をディレクトリに配置する必要があります。

角かっこで囲まれたキーワードはオプションです。斜体のキーワードは、ユーザーが指定するデータです。