CHARACTER 関数

目的

算術値または文字列値を文字列に変換します。

構文

CHARACTER(s)

または

CHARACTER(s, l)

省略形:CHARACTER は CHAR

パラメーター

s は算術値または文字列値で、l は正の整数値です。

説明

CHARACTER 関数は、算術値または文字列値 s を文字列に変換します。オプションで、長さ l を指定できます。まず、s が文字列に変換されます。この文字列の長さは、「データ型変換」の章のデータ型変換の規則によって決まります。次に、l が指定されている場合は、l の長さに合わせて s の右側が切り捨てられるか、空白文字で拡張されます。

DECLARE X FIXED BINARY (15);
DECLARE Y CHARACTER(14) VARYING;
X = 2;
Y = CHARACTER(X);
PUT LIST ('$'||Y);      /* $    2 */

制約事項

CHARACTER 関数では、非整列の BIT(n) パラメーターはサポートされていません。