DECIMAL 関数

目的

算術値または文字列値を DECIMAL の数値に変換します。

構文

DECIMAL(x)

または

DECIMAL(x,p)

または

DECIMAL(x,p,q)

省略形:DEC (DECIMAL に相当)

パラメーター

x は算術値または文字列値で、p および q はそれぞれ精度およびスケール係数を表す整数定数です。

説明

DECIMAL 関数は、算術値または文字列値 x を DECIMAL の数値に変換します。オプションで、精度 p およびスケール係数 q を指定できます。p は結果の精度を示します。q は結果のスケールを示します。p のみを指定した場合、q はゼロと見なされます。

x が浮動小数点値の場合、結果は浮動小数点値であり、q は省略する必要があります。そうしないと、結果が固定小数点値になります。q を省略すると、結果は精度 p の整数になります。

p を省略した場合の結果の精度は、「データ型変換」の章の型変換規則に従って決まります。

DECIMAL('3.14')  /* returns 3 */