MULTIPLY 関数

目的

算術値を算術値で乗算し、指定された精度およびオプションとして指定されたスケール係数で積を返します。

構文

MULTIPLY(x,y,p)

または

MULTIPLY(x,y,p,q)

パラメーター

x および y は算術値であり、p および q はそれぞれ精度およびスケール係数を表す整数定数です。

説明

MULTIPLY 関数は、算術値 x を算術値 y で乗算し、指定された精度 p およびオプションとして指定されたスケール係数 q で積を返します。

結果は、x および y の共通のデータ型を持つ x*y です。

結果の精度は (p,q) または (p) になります。後者の場合、q はゼロです。

DECLARE (LENGTH, WIDTH) FIXED BINARY(15);
   .
   .
   .
PUT LIST ('TOTAL AREA IS'||MULTIPLY (LENGTH, WIDTH, 31));

制約事項

パラメーター q は、結果の型が 10 進数でない場合は使用できません。