OFFSET 関数

目的

領域を基準としてポインターから派生したオフセット値を返します。

構文

OFFSET(p,a)

パラメーター

p は基底付き変数を識別するポインター参照で、a は基底付き変数を含む領域です。

説明

OFFSET 関数は、領域変数内に格納された基底付き変数の相対バイト オフセットを示すオフセット値を返します。

p が Null ポインター値の場合、OFFSET 関数は Null オフセット値を返します。

DECLARE (A, B) AREA;
DECLARE (A1, A2) CHAR(20) BASED; 
DECLARE (P1, P2) POINTER; 
DECLARE (O1, O2) OFFSET(A); 
DECLARE (O3, O4) OFFSET(B);

ALLOCATE A1 IN(A) SET(O1);
ALLOCATE A2 IN(A) SET(O2);

B = A;                /* assign area */

P1 = ADDR(O1->A1);    /* address of A1 in A */
P2 = POINTER(O2, B);  /* address of A2 in B */

O3 = OFFSET(P1, A);   /* offset value of A1 - 
                         same in A and B */
O4 = OFFSET(P2, B);   /* offset value of A2 - 
                         same in A and B */

制約事項

なし。