ONFILE 関数

目的

最後の ENDPAGE、ENDFILE、KEY、または UNDEFINEDFILE 条件が通知されたファイル定数の名前を返します。

構文

ONFILE()

説明

ONFILE 関数は、最後の ENDPAGE、ENDFILE、KEY、または UNDEFINEDFILE 条件が通知されたファイル定数の名前を返します。ONFILE 関数は、ファイル関連のエラーに対する Open PL/I のデフォルトのアクションの結果として制御を取得する ERROR ON-unit でも使用できます(ファイル関連のエラーに対するデフォルトのアクションでは ERROR 条件が通知されます)。

戻り値は可変長の文字列です。

一部のシステムでは、ONFILE で正しい値を返すために、-defext コンパイル時オプションの指定が必要になる場合があります。詳細については、『Open PL/I ユーザー ガイド』を参照してください。

制約事項

ON-unit 以外で参照されている場合や SIGNAL 文の結果として実行される ON-unit 内で参照されている場合、ONFILE 関数は null 文字列を返します。

ON-unit 以外で使用されている場合やいずれのファイルにも関連しない条件の結果として呼び出された ON-unit 内で使用されている場合、ONFILE 関数は null 文字列を返します。

そのようなファイルの他のすべての使用については、-defext コンパイル時オプションなしでコンパイルされた他のモジュールに含めるか、GLOBALREF 属性で宣言する必要があります。