REPEAT 関数

目的

2 番目の引数で指定された回数だけソース文字列を連結した文字列を返します。

構文

REPEAT(x,y)

パラメーター

x は文字列、ビット文字列、またはピクチャ値で、y は正の整数の式です。x が算術値の場合、2 進値であればビット文字列に、10 進値であれば文字列に変換されます。

説明

REPEAT 関数は、特定の文字列 x を特定の回数 (y) だけコピーし、その結果を元の文字列 x に連結します。実質的に、文字列変数を y+1 個含む文字列を返し、長さは x の長さに y+1 の値を掛けた長さになります。

DECLARE X CHAR(8);

X = REPEAT('AB',3);       /* returns X = 'ABABABAB' *

次に示すように、文字列の繰り返し係数を使用しても同じ結果が得られます。

X = (4) 'AB';

ビット文字列に REPEAT 関数を使用する例を示します。

DECLARE B_STRING BIT(4) STATIC INIT('1110'B); 
DECLARE B_RESULT BIT(8);

B_RESULT = REPEAT(B_STRING,1);

この例で生成される B_RESULT は、'11101110'B に等しくなります。

制約事項

なし。