SUBSTR 関数

目的

指定された文字列の指定された部分の文字列を返します。

構文

SUBSTR(s,i,j)

または

SUBSTR(s,i)

パラメーター

s は、ビット文字列、文字列、またはピクチャ値です。s が文字列でない場合、2 進値であればビット文字列に、10 進値であれば文字列に変換されます。i は、s 内のサブストリングの最初のビット (s がビット文字列の場合) または文字を示す整数値です。j は、s 内のサブストリングの長さを示す整数値です。

説明

SUBSTR 関数は、文字列 si で指定された文字から j で指定された長さまでの部分の文字列を返します。j が指定されていない場合は、j = LENGTH(s)-i+1、つまり文字列 s の残りの部分が対象になります。

i < 1、(i + j -1) > LENGTH(s)、または j < 0 の場合、プログラムはエラーになります。これらのエラーが発生すると、添え字のチェックを有効にしてコンパイルした場合は ERROR 条件が生成され、それ以外の場合は予期しない結果になります。

SUBSTR 関数の擬似変数としての使用、および ASSIGNMENT 文については、「」の章の「代入」セクションを参照してください。

SUBSTR('ABCDE',2,2)   /* returns 'BC' */ 
SUBSTR('ABCDE',2)         /* returns 'BCDE' */

制約事項

なし。