エントリ値

ラベル値と同様に、エントリ値は 2 つの部分で構成される記述子です。1 つ目の部分は、プロシージャのエントリ ポイントを示し、2 つ目の部分は、そのプロシージャが宣言されているブロックのスタック フレームを示します。外部プロシージャを示す ENTRY 値の 2 つ目の部分は NULL になります。

エントリ値の 2 つ目の部分は、再帰プロシージャの場合のように、特定のプロシージャの有効化が複数ある場合にのみ関連します。それ以外の場合、エントリ値は単なるエントリ ポイントの指定子と見なすことができます。

エントリ値については、代入、等しいかどうかの比較、引数としての受け渡し、関数からの取得は可能ですが、計算や変換は実行できず、ストリーム入出力で送信することもできません。

次のトピックでは、スタック フレーム指定子と呼ばれるエントリ値の 2 つ目の部分について説明しています。