ENVIRONMENT

省略形:ENV

ENVIRONMENT 属性およびそのオプションは、PL/I 言語には含まれないさまざまなレコード特性を指定します。形式は次のとおりです。

ENVIRONMENT(options–list)

options-list には、レコード特性を指定する任意の数のオプションを記述できます。次に例を示します。

ENVIRONMENT(VSAM KEYLOC(1) KEYLENGTH(12));

ENVIRONMENT 属性は、STREAM ファイルでの使用はサポートされていません。

新しいファイルを作成するか既存のファイルを開くと、コード内のファイル宣言および文脈的用法の属性 (ENVIRONMENT 属性を含む) が JCL DD または DD に関連付けられている環境変数 (あるいはその両方) の属性とマージされます。これらのメカニズムのいずれかによって提供されるオーバーライド属性がない場合、次の動作が使用されます。

DCL FILE1 FILE ENV(F);  /* Fixed length records */
DCL FILE2 FILE ENV(V);  /* Variable length records  - Micro Focus Variable format */
DCL FILE3 FILE;         /* File will be LSEQ by default */