文字列から算術への変換

文字列から算術への変換では、文字列が任意の算術データ型に変換されます。

変換のコンテキストで変換先の基数またはスケールが指定されていない場合は、デフォルトで固定または 10 進が指定されます。変換先の精度が指定されていない場合は、変換先の基数およびスケールに対してその実装で許容される最大精度が指定されます。Open PL/I で許容される最大精度については、『Open PL/I ユーザー ガイド』を参照してください。

変換元の文字列値が null 文字列の場合、または空白文字しか含まれていない場合、結果の値はゼロです。それ以外の場合は、変換元の文字列に、オプションで符号および前後の空白を含む有効な定数が含まれていなければなりません。その定数が、算術から算術への変換に関する通常の規則を使用して、変換先のデータ型に合わせて変換されます。

変換元 結果

boxes
5
-7
0

上の例では、Character(6) の値を固定小数点整数値に変換しています。