出力変換

E 形式の出力変換では、PUT 文のリストの算術値または文字列値が浮動小数点値に変換され、w 個の空白のフィールドに右寄せで配置されます。

値が負数の場合は、変換後のフィールドに負符号が含まれ、その後に仮数の最大有効桁、小数点、d 桁の仮数 (d が省略されている場合、これは p-1 と見なされる)、文字 E、指数の符号、指数の桁数 n が続きます。ここで、n は実装で定義された定数です。Open PL/I で許容される最大精度については、『Open PL/I ユーザー ガイド』を参照してください。

値とその符号が w 文字に収まらない場合は、ERROR 状態が通知されます。

両方の E 形式で、次のような結果になります。

形式     フィールド
0 E(10,3) 0.000E+000
-15 E(10,3) -1.500E+001
12345678     E(10,3) 1.234E+0 07
7.3E-10 E(10,3) 7.300E-010
0 E(14) boxes0.000000 E+000
-25 E(14) boxes-2.500000E+001

最後の 2 つの例は、変換する値の精度が 7 であることを前提としているため、d のデフォルト値は 6 になります。