単純参照と添え字付き参照

単純参照は、添え字、ポインター修飾子、構造体名、引数リストのない名前です。

添え字付き参照は、配列として宣言された名前で、かっこで囲んだ添え字式のリストが続きます。各添え字式の結果は、配列宣言の対応する次元に対して指定された下限と上限の範囲に収まる整数の固定小数点値になる必要があります。添え字式の数は次元数と等しくなければなりません。

アスタリスクを添え字として使用すると、対応する次元の配列境界の全範囲が参照されます。アスタリスクを含む添え字は、単一のデータ項目を参照しません。したがって、そのような参照は配列式であり、要素式ではありません。

配列のクロスセクションでは、メモリで隣接していない複数の要素を参照することができます。そのような記憶域を非連結記憶域と呼びます。

DECLARE A(5,5) FLOAT; 
DECLARE B(10) FLOAT;
   .
   .
   .
A(K*2,*) = B(1); 
A(*,*) = 5;

上記の例で、A (K*2,*) と B (1) はどちらも添え字付き参照であり、K は単純参照です。A(*,*) は配列全体を参照し、A(K*2,*) は 2K 番目の行全体を参照します。