変数参照

変数の参照は、値を必要とする状況で行われることも、値を変数に代入する状況で行われることもあります。値が必要な場合は、その変数にすでに値が代入されているか、その変数が INITIAL 属性で宣言された変数である必要があります。値を持たない変数の値を参照すると、予期しない結果になります。

代入演算子の左側または GET 文の形式リスト (format-list) により、変数への代入が行われます。また、プロシージャまたは関数呼び出しの引数として変数を使用する際に、対応するパラメーターに値が指定されている場合にも、変数への代入が行われることがあります。ADDR、HBOUND、LBOUND、DIMENSION、および LENGTH 組み込み関数は、変数を参照しますが、値を必要としません(ただし、可変長文字列変数の LENGTH では、文字列変数に値がある必要があります)。参照によってパラメーターに渡される変数は、そのプロシージャの呼び出し時にパラメーターに値が必要でない場合、値を保持している必要はありません。レコード入出力文では、変数の記憶域がコピーされるため、変数に値がある必要はありません。